資格取得について 一人前に育った後の2つの道 資格取得について 職長教育 そもそも「職長」とは、建設業と一部の製造業、電気業、ガス業、自動車整備業、機械修理業などで現場を取り仕切る人のこと。職長教育は、職長になる人が必須で受講する講習のことです。職長教育を受講し、修了証を得た人が職長になることができます。職長になることは技術職の人にとっては大切な目標のひとつですので、ぜひ目指してみてください。 玉掛け技能講習 よく工事現場で見る、クレーンなどのフックで資材を持ち上げる作業を「玉掛け」といいます。玉掛けを行うには資格の取得が必要ですので、技能講習を行います。中でも、1t以上の荷物を扱う場合は「玉掛け技能講習」を受講します。講習は学科に12時間、実技に7時間の計19時間あります。ただ、1t以下の荷物を扱う場合に受ける「玉掛け特別教育」を受講済みの修了証を持っている方・クレーンの運転免許を持っている方は学科や実技がある程度まで免除されます。 高所作業車 高所作業車は、工事現場でよく見る高所にまで届く重機のことを指します。一言に高所作業車といっても様々な種類があり、主に動力・走行方式・昇降機構が異なります。高所作業車の操縦には資格が必要です。また、どの種類に乗るかでも取得すべき資格が変わります。